「キングの死」 ジョン・ハート著…今年読んだ小説のなかでベスト!

著者の第5作「終わりなき道」を読んで、人物を深く掘り下げて描いた小説の味わい深さ感動した。物語を書き続けられる資質を直感し、第2作「川は静かに流れ」も手に取ってみた。青年の成長を描いていて、若い作家特有の荒々しさはあるが、「終わりなき道」と違って純文学の傾向の強い小説に好感を持った。

ジョン・ハートの読書日記はここです。
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今回、著者の第1作を読んだ。
600ページの純文学傾向の強い小説。長さが苦にならないほど質の高い小説だった。読