連載:百人一首2

[三十六歌仙]13 藤原兼輔。紫式部のひぃおじいちゃん

■■藤原兼輔■■
みじか夜の ふけゆくままに 高砂の 峰の松風 ふくかとぞきく
(美しい琴の調べを更けゆくほどに聞きほれていると、まるで高砂の峰の松風が吹いているようではないか)
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■■藤原兼輔■■
兼輔は、藤原氏が摂関家一族として地位と政治力をほぼ独占していた時代に生まれました。
高貴な一族の1人として、兼輔も生涯を通し順調に出世し最終的に中納言となります。

その頃暮らしていた屋敷が鴨川堤にあったため「堤中納言」