『日本文学の歴史第5巻』/角川書店~

◯室の 正体見たり Kの嫁

平安後期~鎌倉時代の事が書かれています。

「後鳥羽院は白河上皇の造営した鳥羽離宮を増修し、風流韻事に歓楽の限りを尽くした」
※いいご身分です。

「院政文化を代表するものに寺院や離宮などの巨大な土木工事がある。後鳥羽院の水無瀬離宮の造営もその一つ。しかし、このような大工事に労苦した庶民の労苦を忘れるわけにはいかない」
※4巻の時、天◯・上◯らの、民不在の所業を云々しましたが、この巻でも続いていますね。因みに、つい先日、竹田氏が、奈良の大仏は、聖武天◯の意を汲んだ民が嬉々として造ったなんて美談にしていますが、事実は真反対で