京都で西洋建築巡り。

京都に多くの神社仏閣や所謂町屋が多く残るのは戦災(太平洋戦争)に遭わなかったからであるが、ここには同じ理由で多くの西洋建築も残っている。代表する3つの建物を訪ねた。

   二条通、本能寺の向かえに聳え立つのが京都市庁舎である。竣工は1927年、バロック的要素が入っているせいか少しゴチャゴチャとしていて好き嫌いは別れるかもしれないが、堂々たる威容である。古い町並みにこのような建物が出来ると批判を招くが、パリのエッフェル塔然りで、時代がつくと調和してくる。じっと見ていると、これも中々の風情がある。

二条の橋の手前、路地を南に入ると先斗町である