直線の魔術師、ライト建築の真骨頂!「淀鋼迎賓館」

建築家のフランク・ロイド・ライトが神戸の酒屋さんのために作った住宅が、芦屋の高台に残っています。ライトさんが手掛けた建物は国内に三棟。ひとつは愛知県犬山市の明治村に移築された「帝国ホテル」、2つ目は池袋にある自由学園「明日館」、そして3つ目はライトさんが設計図を引き、弟子の遠藤新さんらが施主の希望で和室などを入れ込んだ邸宅が「淀鋼迎賓館」です。

   この建物・・・、ライトさんが出来上がりを見る前にアメリカに帰国してしまったのですが、他のふたつの建物同様にライト式建築の特徴を余すことなく具現化されています。

   六甲山に繋がる芦屋の高台に自然