オマケの人生

(読売新聞社編「生老病死の旅路」・・東大名誉教授・今堀和友「死も遺伝子のプログラム」より)

生物は本来、子孫を残す為に生きている。子供を産み育てる期間を生殖期と言うが、この時期は生物にとって大変重要である為、(簡単に壊れないよう)身体には生物学的な「保証書」が付いている。しかしこの期間を過ぎると、あちこちに故障が出やすくなり上手く働けなくなるが、これを「老化」と言い、野生動物のほとんどは、子供が一人前になる頃には死んでしまう。

この「老化」とその後の「死」は、遺伝子にプログラム化されてるようなのだが努力次第で先延ばしは可能である。「バランスの良い食事