連載:四季・気候など

1月(睦月)も晦日、節分・立春も直前(1643)

 早いものである。もう1月も31日、晦日とはなってしまった。その間、殆どこれと言ったことは何もできなかったのに。
 1ヶ月の時間は、もちろん客観的には変わるはずがない。だが、主観的には、年を追うごとに短くなっていくような気がすることさえある。
 若い頃には、恐らくそれだけすること、なすべきことが詰まっていたのでもあろうか。
 今や、年老いて、無職。徒に、新聞を読んだり、テレビを見たり、少しは読書もしたり。何時までに、何かをしなければならないこともない。本来は、ないわけではないのだけれど、それに真剣に向き合うこともない。
 こうして、気が付いたら、1月も晦