連載:妄想爺やの春夏秋冬6

心願成就のお守り 木彫りのお地蔵さまを買ってみた

人事を尽くして天命を待つという言葉がある

ここぞという人生の局面に対峙する時に、この言葉を胸に抱けるほど尽力をした記憶はあまりない

まさに、現在、開催されている北京オリンピックに出場している選手らの、試合の前、後に抱く心境なのだと思う

一方、そもそも僕はというと、そのような人生の一大局面に遭うことは、そうそうないし、いやなかったとも言える

古から、日本だけでなく、世界中で、人間があれこれ考え、想う命の終わりである死

誰もが迎える終局

その最期に、まさに、人事を尽くして天命を待つ心境でありたい

何を待つのか

覚悟なのか、達観なのか

先日、