「なぜと問うのはなぜだろう」 吉田夏彦:著

小学生向けの哲学の入門書らしい。
小学生が読むのか?と疑問もあるが、読みやすくわかりやすく、よく整理されてると思う。

読みやすいけど、内容が軽いわけじゃない。
大体、哲学の事を書いて、内容が軽くなるわけがない。
存在論とか唯物論とか論理学とか数学とか物理学とか、
話題になりそうなことはみんな出てくる。
この本で初めて知ったのは「倫理学は哲学の根」と言われてるそう。

最後の方に、
 「哲学は一人だけでやっていてははかばかしく進まない 
  学問」
とあった。私は学問として哲学をしたことはないけれど、一人では進歩がない、は実感できている。
それど、こうい