蕪村の俳句を調べてみました

江戸時代、芭蕉の俳句の後継者の一人に与謝蕪村がいます。
芭蕉亡きあと、衰微していた俳諧を「蕉風回帰」を唱え、復活させたと言われています。
蕪村の句は、正岡子規や萩原朔太郎らが高評価しています。

また、俳画という新分野を打ち立てました。
国宝に「夜色楼台図」「十便十宣図」があり、重文には「寒山拾得図」など多数あります。

蕪村の句で、人口に膾炙されている句は、
 「菜の花や 月は東に 日は西に」
 「五月雨や 大河を前に 家二軒」
*芭蕉の「五月雨や集めて早し最上川」

与謝蕪村 1716~1784年 大坂生まれ
     本名 谷口信章