美人(墨水画詩人)の「江馬細香」女史

私が、まだ20代前半の一人旅で、尾道の千光寺公園で、偶然でしたが、頼山陽の銅像と漢詩(千光寺山に登る)を、見たことを思い出しました。
山頂から見た素晴らしい景観を見た時の詩です。

 盤石 座可 松擧可  松翠欠處 海光露
 六年 重来 千光寺  山紫水明 指顧在
 萬瓦 半暗 帆影斜  相傳杯残 未傾去
 首回 苦諸 少年嘱  記取先生 曾酔處


南條範夫著「細香日記」より

江馬細香は江戸時代後期の水墨画・詩人である。
頼山陽に愛された女人でもある。

頼山陽 1781~1832年
 日本の武家の歴史書「日本外史」を著した文筆家である。
父 頼春水