桃の節句

 あらっ、3月5日の啓蟄も過ぎてなにを今更桃の節句?とお思いの方、心配ご無用です。
啓蟄にお雛様を片付けるというのは、この時期頃から、湿度が上がってきて、その湿気を一緒に包み込んでしまうと、早く雛が痛んでしまいますよと、いう意味から出た、いわば生活の知恵であり、江戸期も含めて、概ね3月の中旬までは飾り付けを披露するという風習がありました。

 我が家では、娘夫婦と孫が出て行ってしまいましたので、女は私はひとりだけになりましたので、今年からは、飾りつけをして披露することもしませんでした。

「雛祭り 嫁に出す子も いなければ
         願掛け事も