連載:ネット句会

第62回大阪北句会4月例会上位句

私が幹事をしています紙上句会「大阪北句会4月例会」が終わりました。兼題:桜(一切)、朧、当季雑詠で、参加19名出句89句で競いました。上位句を掲載させていただきます。私は、3位と7位にはいりました。

1位 水面に李白漂う朧月 (t.t)
[評]酔って水中の月を捕らえようとして水死した李白を連想するとは詩的ですね。
 
2位 死に際にありがたうてふ妻おぼろ (k.h)
[評]死に際の奥様に「ありがとう」と言われると、今までの事が走馬灯のように思い出されることでしょう。

3位 おぼろ夜や縄文土器にある湿り (一世)
[評]縄文時代悠久のパノラマが広がりま