私が所属する大阪南句会4月例会の作品集が届きました。
兼題:新茶・ぶらんこ(ふらここ・鞦韆)当季雑詠。参加12名、60句で競いました。
私は、盆と正月がいっぺんに来たような滅多にない好成績でした。
1位 鞦韆を漕いで昨日を切り離す (一世)
【評】「昨日を切り離す」で前を向いて生きようとする強い意志を感じました。季語も嵌まっています。
1位 読み返す手紙ふらここ揺れはじむ (一世)
【評】もう一度読んでみたくなる手紙。ぶらんこも心も揺れる。
3位 鞦韆の揺れ残りたる夕曇り (i.h)
【評】遊びたりない鞦韆がすねているようだ。
3位