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春コート娘の還暦に集いけり 陽清
道教へくれし親切街薄暑 陽清
緑陰や一茶の句碑の自然石 陽清
五月晴いつか私も千の風 淡雪
笹舟と走りし小川夏来たる 淡雪
(今は無く)
初夏の風バーベキューの匂う川 夏生
日和田山苗植える子ら夏光る 夏生
もの憂さも気怠さもよし春の暮 巴琴
赤薔薇の花の重たき走り梅雨 巴琴
「春コート娘の還暦に集いけり」
前回保留にして推敲された句。
娘さんの還暦の祝いに集まる人たち。同じコートでも春コートとなると軽やかな装