たんぽぽ句会 第四回




春コート娘の還暦に集いけり   陽清


道教へくれし親切街薄暑     陽清


緑陰や一茶の句碑の自然石    陽清


五月晴いつか私も千の風     淡雪


笹舟と走りし小川夏来たる    淡雪
         (今は無く)

初夏の風バーベキューの匂う川  夏生


日和田山苗植える子ら夏光る   夏生


もの憂さも気怠さもよし春の暮  巴琴


赤薔薇の花の重たき走り梅雨   巴琴






「春コート娘の還暦に集いけり」
前回保留にして推敲された句。
娘さんの還暦の祝いに集まる人たち。同じコートでも春コートとなると軽やかな装