出光美術館「国宝手鑑「見努世友」と古筆の美」

出光美術館で開催されている「国宝手鑑「見努世友」と古筆の美」へ行ってきた。

当館は、長期間、コロナウイルス感染対策のため休館していたが復館した。まだ、日時予約制定制をとっている。

さて、これを何と読むか、読めるか。これを読めたことを自慢している訳ではない。「みぬよのとも」と読む。これは兼好法師出お馴染みの「徒然草」13段「ひとり、灯のもとに文ひろげて、見ぬ世の人を友とぞす」からとられたらしい(朝日新聞5月24日夕刊)。

で、本展は何を見せる展覧会か?和歌や写経、物語など、著者やそれを写した人が残した「書」が、何らかの理由で断片に成り、断片(=古筆と