お世辞にも凄いといわれて・・・・出版しました。

元禄2年の旅を終えてから、松尾芭蕉が書き始めた本文は元禄6年の秋と言われています。旅中、155泊で詠んだ俳句数は730句余りと言われます。
 
翌年の元禄7年4月、『おくのほそ道』と題簽に6文字を染めた芭蕉は、本文に「おくの細道の山際に・・」と5文字で書いています。元禄2年の旅を終えた芭蕉さんが最初に書いた草稿本が4文字の『奥の細道』でした。
それを5文字で『おくの細道』と自署した後、清書を依頼した本には、6文字で『おくのほそ道』と芭蕉が書いたのです。
3通りの『細道』がありますが、最も相応しい書名がどれなのか…『奥の細道』でしょうか?

今回著者の私が