永井路子著「炎環」再読。

本を整理していたら、「炎環」を発見。
読んだのは三十年くらい前のはず、
ページをめくると、どんどん引き込まれて行く。
今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観ているので、なおさら面白い。
4つの短編でなりたっている。
全成やその妻の保子、梶原景時、北条義時などがおもな主人公。
鎌倉幕府が立ち上がったばかりのころが舞台の小説です。
クライマックスの後鳥羽上皇との戦いは読みごたえがありました。
若い頃と違い63歳の感覚で読むと色んな読み方ができて、再読も良いものです。

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