報告 2022年07月19日(火)15:46 会員以外にも公開 永井路子著「炎環」再読。 永井路子炎環 本を整理していたら、「炎環」を発見。読んだのは三十年くらい前のはず、ページをめくると、どんどん引き込まれて行く。今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を観ているので、なおさら面白い。4つの短編でなりたっている。全成やその妻の保子、梶原景時、北条義時などがおもな主人公。鎌倉幕府が立ち上がったばかりのころが舞台の小説です。クライマックスの後鳥羽上皇との戦いは読みごたえがありました。若い頃と違い63歳の感覚で読むと色んな読み方ができて、再読も良いものです。 カテゴリ:アート・文化