「金澤文庫特別展<兼好法師と徒然草>~いま解き明かす兼好法師の実像~について」の展示解説をしました。

◎「金澤文庫特別展<兼好法師と徒然草>~いま解き明かす兼好法師の実像~について」

この日記は、やや遅きに逸した感はありますが、上記の特別展が神奈川県立金沢文庫で開催中です(5/27~7/24)。
なぜ、京都で活躍していたとされる兼好法師の特別展を神奈川県で開催しているのか?


その前に、兼好法師のことを中学校の教科書ではどういう名前で教わったでしょうか。
私もそうですが、このひとの事を「吉田兼好」と習ったと思います。
ところが、現在の教科書にはこの名前での記載はありません。
一時、吉田ではなく「卜部(うらべ)兼好」の記述があった時代がありました。