連載:コロナ

「爆発的感染」

蝉時雨の下を通る。紛れもない夏だ。あのまま夏に突入すると思われた35度越えの日々が嘘だったように雨模様が続き、「戻り梅雨」を実感したが、やはり夏だ。

コンクリートの上に針金で出来た鉢台を置き、二階のベランダから遮光簾で覆っているが、それでも直射日光を避けられない鉢がある。昼過ぎに手をかざして驚いた。こんな暑さの中に逃げ場もなくいたのか。

それ等を何とか遮光簾の下に移動した。山野草の何鉢かはリビングに入れ、VIP待遇にしてあるが、葉の縁が黒く縮れて来ているし、沢山蕾が付いて楽しみにしていたレンゲショウマも危ない。

「暑さに強い花」をスマホに聞き、ホー