⑬ふるさと東京の歌は?

・東京を故里と思う人がいるだろうか?と考えると少し戸惑うが、人が生まれ育ち、生活している以上、人生のドラマや夢があり、それが故里を生み出すと思う。
 空がない地下やガード下でも、陽の当たらない高層ビル街でも、緑のない灰色のコンクリート街でも、人生のドラマがあり、住む人の想いがある。
・しかし、田舎に住んでいる私には、ふるさと東京を実感できないので、小さい時の東京に対する憧れから想像してみた。
 この曲は、1948年にリリースされた。中学生の私は、映画好きの兄の影響を受けて、フランス映画の主題歌「パリの屋根の下」に惚れ込んでいた。それで、この曲がパリの日本