連載:四季・気候など

暦の上では立秋でも、猛暑続くが(1749)

 日本では、四季がある。春夏秋冬といった季節の変化は、今年のように猛暑が続いていても、いずれは涼しくなるだろうとの気持ちにさせられもする。1年を24節気に分ける考えも、暦の上とは言え、よく考えられているのではあろう。それにしても、今年の夏は、まさに猛暑だった。体温を超える暑さなど、まるで当たり前のようだった。東京ですらそうだった。この24節気の考えは、古代中国の特に黄河流域の寒い気候に合わせて作られたものだという。そうだとすれば、当然現代の日本の気候とは異なるので、季節感が異なるのは当然なのかもしれないが。
 ところで、立秋は、今年の場合、8月7日だった