連載:人生回顧の旅路

雌待宵草 四日目

人生回顧の旅路、本日は、九州での思い出の記憶の帯をたどる。

同じ九州でも、ことばや習慣の違いがあった。

今では、そうでは無いと思うが、高校時代、付き合っていた女の子と佐賀の喫茶店を訪れると、学生服姿の私達は「入店できません」と言われてしまった

佐賀県は厳しいところかな、と思った。

福岡と熊本を行き来していたが、やはり、都会的な福岡に憧れた。

熊本と鹿児島は、隣県だが、方言が全く異なる。
また、青年になって、鹿児島を訪れたとき、スナックに一升瓶がキープされているのには驚いた。

大分と宮崎は修学旅行の記憶の帯をたどった