また映画で感動しました

島崎藤村の「破戒」を映画で見ることにして名古屋へ行く。
藤村の生まれた馬篭には何度も足を運んだが本は読んでない。
今回は「水平社発足100周年記念」として撮影された。
むろん部落差別が主題になるが物語には感動した。
ハッピーエンドは知らなかったので余計に幸せ感が深い。

暗い内容に暗いイメージが付きまとうが真っ直ぐな生き方。
これほど人間として人として崇高な生き方があるだろうか。
勿論共感するが明治期の差別意識には泥臭い香りがする。
身分差別だけではない民族としての意識だろうか。
維新で士農工商と言った江戸時代の身分差別が無くなった。