「破戒」の日記一覧

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【映画】「沈黙のパレード」「破戒」

  今日は最近観た映画を2本簡単に紹介します。 (1) 沈黙のパレード   2022年、西谷弘監督が、東野圭吾の同名のミステリー小説を映画化。警視庁捜査一課の刑事、内海薫(柴崎コウ)は数年来行方不明になっていた若い女性の死体遺棄事件を捜査していた。女性は佐織という歌手を目指していた娘で、容疑者はかつて先輩の草薙俊平(北村一輝)が担当した幼女殺害事件で逮捕されながら無罪となった蓮沼寛一とい…

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また映画で感動しました

島崎藤村の「破戒」を映画で見ることにして名古屋へ行く。 藤村の生まれた馬篭には何度も足を運んだが本は読んでない。 今回は「水平社発足100周年記念」として撮影された。 むろん部落差別が主題になるが物語には感動した。 ハッピーエンドは知らなかったので余計に幸せ感が深い。 暗い内容に暗いイメージが付きまとうが真っ直ぐな生き方。 これほど人間として人として崇高な生き方があるだろうか。 …

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「破戒 」と「アメリカの影」

ウクライナ人とロシア人の違いを日本人には判りません。 ウクライナ在住のロシア人を差別されているのを 保護するためにウクライナに侵攻したとロシアは言う。 たとえば日本在住の韓国・朝鮮人が差別されているのを救うため 大阪生野・東成区に北朝鮮・韓国軍が侵攻したとしたら、 ロシアやドイツやイギリスは理解できるのだろうか。 おそらく社会ができると差別が生まれるという人類の 普遍的事実は世界でもある…

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島崎藤村の「破戒」を読んで!

1904年~1906年にかけて書いた長編小説「破戒」は、長野県飯山で教員生活を、この小説を書くにあたって、辞め上京して34才に自費出版しました。 上京した2年間の生活は厳しくて、幼い子供たち3人を病気で亡くし、妻も栄養失調のため1910年に亡くなりました。 「破戒」は日本の封建制のゆえに、同じ人間でありながら差別されるという不合理を日本の悲劇として取り上げています。 作者は、明治時代になっても…