「楽しく嬉しく愉快な状態こそ人は求めなければならない。苦しく嫌でつらい状況は避けるべきだ」という認知の歪み

現代の私たちは心を重要視しすぎて
問題化しているところがあると
帚木蓬生さんは指摘する。

「森田正馬15の提言」
【目的本位】の章の冒頭には
次のように書かれている。

【嬉しい、嫌らしい、恐ろしい、恥ずかしい、
羨ましい、高ぶる、気が立つ、上がる、
興奮する、胸騒ぎする、苦しい、痛い、
閉口する、辟易する、煩わしい、悩む、
胸塞がる、楽しい、面白い、さみしい、
気がかり、気苦労、心配、くやしい、いらだつ、
あせる、気をもむ、気が張る、ひるむ、怯える、
気おくれする、気がひける、気にさわる、腹が立つ。

思いつくままに