連載:シニア

「老化は進む〜よ、どこまでも〜」

黄色く色付いた田圃を見るのは気持ちがいい。乾いた稲の匂いまで想像してしまう。もう稲刈りが始まっているはずと、楽しみにしていたがまだだった。

おや、既に稲刈りが終わっている田圃がある。切り株から2~30センチも新しい稲が伸びている。

月に一度か二度、息子に日用品の買い物をお願いする。いつもは千葉ニュータウンに行く。ドライブ気分が味わえる上に、途中田園風景が見られる。

息子は柏市に向かうと言う。道の両側はずっと建物で埋め尽くされていたが、やがて田圃が見えてきた。

着いたのは『ららぽーと柏の葉』。中の作りは複雑で私は一人では立体駐車場に