今回の写真も実は目では見えない、写真だからの表現の世界です。
それも半世紀以上前の、オールドレンズを使ってのものです。
さらに老いの意固地さは、135mmの何時ものツァイスのエレナの中距離望遠レンズを使用です。
ピントの合う深度がぐっと狭いので、自在な前後のボケ加減を有効に使えます。
現代のレンズは映りたがりますが、遠い日のものは未熟故に中心部がベストで、レンズの周辺になると、ピントはより甘くなります。
かつて横長の集合写真は、両端の人もしっかり映るように絞りこんで、フラッシュ迄焚きましたから。
今は映らない、