連載:家族

子どもの招待で「いろりの里」へ(1787)

 wakohは、進行がんの患者になってしまったのに、何時しか昨年「卒寿」を迎えることが出来た。
 そして、今年、家内は米寿を迎えることが出来た。口の軽いwakohは、ついつい喜んで、2つの日記を記した。
 10月4日「家内とも子も米寿へ」(1775)
 10月5日「子から母への贈り物」(1776)がそれである。有難いことである。
 3人の子どもにも恵まれた。それぞれに、この世での戦いに挑みつつある。それぞれに忙しくしているので、無理をしてまで、家内の米寿のお祝いに来てくれることは遠慮した。
 ところが今日、次男がこちらの都合も確かめた上、小さな