人間関係にしがみつかなくなったかも

哲学者の西谷啓治さんが、
虚無の絶望に沈んだ底で見い出した
「生そのものの純粋肯定」、或いは
「生そのものの生きる力」は

彼の自覚に上った時には

「自分は自分だ」

という形で現れたという。

もしかすると
意味合いが違うかもしれないが、
わたしもそういうものに近い感覚でいる。

自分の体、それを支えるいのちの世界。
いのちの世界にどっぷりと漬かっているような感覚。
足元の土台に支えられている安心感。

これらは
いのちが自分となっている感覚、
あるいは、自分はいのちご自身なのだ
という感覚として立ち上って