文藝同人誌バル10号 最終号

今年から同人になった文藝同人誌バルが、10号で廃刊になります。今日掲載誌が届きました。

9号、10号と2冊だけに書かせていただきました。

9号は、古代魚の眠り。
10号は、瘡蓋(かさぶた)。
2作とも、猫人称という猫視点で書いています。

日本の近代小説は、夏目漱石の吾輩は猫であるでスタートしたと言っても過言ではありません。
まさに猫人称です。

なぜ漱石は、猫に人格を与えたのでしょうか。
その答えは、まだ出ていません。迷宮に迷い込んだ猫のように。

カテゴリ:アート・文化