「古代魚の眠り」の日記一覧

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文藝同人誌バル10号 最終号

今年から同人になった文藝同人誌バルが、10号で廃刊になります。今日掲載誌が届きました。 9号、10号と2冊だけに書かせていただきました。 9号は、古代魚の眠り。 10号は、瘡蓋(かさぶた)。 2作とも、猫人称という猫視点で書いています。 日本の近代小説は、夏目漱石の吾輩は猫であるでスタートしたと言っても過言ではありません。 まさに猫人称です。 なぜ漱石は、猫に人格を…

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同人誌バル10号に『瘡蓋(かさぶた)』掲載

同人誌に小説を書いています。芥川賞作家の吉田知子さんが発行されていらっしゃいます。 私は9号から同人に入った新参者です。 陽月のペンネームで『古代魚の眠り』という作品で古代魚シーラカンスの話です。 今度10号が出ます。『瘡蓋(かさぶた)』という作品です。 どちらも猫人称を用いて、猫の視点で描いています。私でも、あなたでも、彼でも彼女でもない、猫が主役です。けれども愛玩小動物の猫ではあ…

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古代魚の眠り

同人誌バル9号に初掲載した短編小説です。 近代小説は夏目漱石の吾輩は猫であるから出発したと言っていいだろうということから猫人称を用いて書きました。 猫は、私であり、あなたであり、彼であり、彼女であり、誰でもない。 、、、という書き出しです。 https://keibunkan.jimdofree.com/書店の方へ/吉田知子発行の文藝同人誌-バル-について/