連載:紙上句会

京滋句会11月例会高点句

第69回京滋句会11月例会の紙上句会が無事終了しました。兼題は「ひとり吟行」で、14名参加。67句を互選で競いました。高点句を掲載させていただきます。私は4位に入りました。

<高得点句>
1位 廃坑の底知れぬ闇蔦紅葉 (h.t)
[評]どんな廃坑にも従事した人達の苦労が詰まっているに違いない。まるで蔦紅葉が廃坑へ伸びていっているような不気味を感じる。

2位 聖護院蕪千枚透きとほる (o.h)
[評]ブランド京野菜の聖護院蕪、千枚漬けの季節ですね。

3位 海鼠壁造り酒屋に石蕗の花 (o.h)
[評]海鼠壁の蔵と石蕗の黄色に造り酒屋