京都嵐山にひとり佇む

  昨日は過ぎ行く晩秋を惜しむような暖かい一日だった。
今年の夏から秋が過ぎる今まで季節の移ろいを忘れていた。
この秋の紅葉もじっくり見てはいないことに気がついた。

 関西圏に住んでいる者にとって、特に紅葉の美しい
と云われている京都に行くのは容易いことだ。
こんないいお天気に家に閉じこもって、亡き人のことを
思い出してばかりいても精神衛生上は良くない。
 そんな思いつきで、京都嵐山に出かけた。
嵐山には昨年もコミュのオフ会で行っているので、
さすがに方向音痴の私でもひとりで行けるだろう。

 最寄りの阪急線を利用して阪急王子公