第2252話 ちのあとはつ(熊本弁講座№166)

切り傷・擦り傷などで多少なりとも出血した後は、消毒薬等の傷薬を塗ったり、救急絆創膏等を貼り付ける場合が殆どだと思いますが、それが癒えた後に「かさぶた」が出来ます。

 この「かさぶた」のことを熊本弁で「つ」と言います。「けがんなおって、つのでけた」(怪我が治って、かさぶたが出来た」という使い方をします。

 この「つ」の語源は、「血(ち)」が止まって「つ」が出来た。すなわち「ち」の後は「つ」だから、かさぶたのことを「つ」と呼ぶようになったと言います。知らんけど!

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