あれから100年、アインシュタイン診た松島の月を観た。

松島の歴史文化を代表する安土桃山様式の建物に伊達政宗改修の五大堂がある。慶長 9年 12月15日(満月)の落慶である。
以後400年を経過し、近年は夜間照明に照らされた五大堂を眺めることができている。
さて、大正11年12月3日、世界的に有名なアインシュタイン博士が仙台を訪ね、今年は百年目を迎える。
当時は仙台から松島迄、東北本線・松島駅で下車し、松島電車に乗り換えて五大堂北側の海岸駅に着いて日帰り往復だった。
博士は松尾芭蕉同様、月松島の風雅を知り、名月を眺めた感動が「河北新報」や博士の日記に遺された。
「どんな名工の絵でも、どんな精巧