連載:紙上句会

京滋句会12月例会高得点句

私が幹事をしております京滋句会は、コロナの影響で、吟行があまりできずに「ひとり吟行句」で紙上句会をしております。12月の例会が本日終わりましたので、互選高点句を掲載させていただきます。私は好成績でした。

1位 あちこちに風の屍芒原 (一世)
[評]風で、芒がなぎ倒された痕を風の屍と評した。

2位 花やつで手話の表情ゆたかなり (k.t)
[評]手の動きだけですが、喜怒哀楽が伝わります。

3位 小春日にパンとカフェオレ美術館 (s.m)
[評]明るい句調に惹かれました。

3位 冬桜しばし余生の途中下車 (一世)
[評]冬桜が