連載:紙上句会

双樹神戸句会12月例会 高得点句

私が所属しています双樹神戸句会の12月例会が終わり、作品集が届きました。
12月はコロナ拡大のため吟行は取りやめ、紙上句会になりました。兼題は「白菜・当季雑詠」で、8名参加、40句を互選で競いました。私は、1位と3位に入りました。上位句を掲載させていただきます。

1位 白菜の重石のひとつ祖母の石 (一世)
[評]こうして代々引き継がれる漬物の味。漬物石に酵母が棲んでいる。

1位 冬薔薇徐徐に寝そべる歯科の椅子 (a.m)
[評]徐々に寝かされていくと窓の外の冬の薔薇に気付かされた。

3位 メモを手に師走の街の押し車 (一世)
[