「冬が終わって春が来ること」、転じて「悪いことがしばらく続いた後に良いことが起こるということ」を意味する
「易経」では陰暦の5月からひとずづ陰気が生じ、
反対に陽気が一つずつ消えて、十月に六つの陰気が出揃って陽気が消える
陰気が充ちると衰えだし、反対に十一月の冬至のころになると一つの陽気が下からよみがえる
これを一陽来復(いちようらいふく)という
わが国では冬が終わり、春が来ることや新年になることをいい、物事が回復することを言う
イギリスの詩人シェリーの詩「西風に寄する歌」の結びに
「冬来たり
連載:一語一恵