連載:映画

映画の魅力と怖さを知る「フェイブルマンズ」スピルバーグ自伝映画

映画界の巨匠スピルバーグの映画作りの楽しさや秘話を描いた自伝だったら
2週目で1回だけの上映、そして一般映画館で1ヶ月で興行は終わらないだろう。

幼い頃に両親に連れられて見に行った映画に魅せられ、映画監督を目指すようになったサミー・フェイブルマンの物語。
そしてそれは、映画監督スティーブン・スピルバーグ自身の物語だ。

見たのは列車脱線転覆を描いた映画だったが サミーはその映像の虜になり、親にねだり鉄道模型で再現8ミリカメラで撮影・・・
好きなように撮り編集し、刺激の強いシーンだけ何度も見られるのだ。
本当なら大悲劇の惨状シーンだ。