さんが書いた連載映画の日記一覧

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極上映画鑑賞「デューン 砂の惑星 PART 2」過酷な惑星の描写圧巻

スターウォーズなど宇宙戦争物の映画の殆どが 1965年にアメリカの作家フランク・ハーバートが発表したSF小説『砂の惑星』その後の続編作品『砂漠の救世主』『砂丘の子供たち』『砂漠の神皇帝』『砂漠の異端者』『砂丘の大聖堂』に深く影響されていると思う。 日本でも石森章太郎先生のイラストで大ヒットした。 翻訳の矢野徹さんとはSF大会でお会いしたことがある。 SFが大好きな方で自身も小説を書いたが翻訳し…

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米アカデミー賞「君たちはどう生きるか」作品賞は「オッペンハイマー」美術賞「哀れなるものたち」

日本の作品が2つも受賞しました。 宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」受賞は嬉しいです。 2003年の「千と千尋の神隠し」以来、21年ぶり2回目のオスカー獲得です。 日本では難解ということで評価は今ひとつでしたが 私は気になって2回見ました。 日記です。 https://smcb.jp/diaries/9092660 視覚効果賞に 山崎 貴監督の「ゴジラ-1.0」 予告は何度も観たのですが・・…

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エマ・ストーン主演R18「哀れなるものたち」観てきました。

「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督、 主演が ラ・ラ・ランドのエマ・ストーン 女性版フランケンシュタインの同名小説を映画化と言う事で自転車でお使いがてら見てきました。 出産間近の若い女性が鉄橋から自殺、天才外科医ゴッドウィン・バクスターは新鮮な遺体を所望してた。胎児の脳を女性に移植して、奇跡的に蘇生してベラと命名。 そして白黒映像になる、ベラは体は大人中身は子供…

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ミュージカル映画だった「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」

チョコレート工場の工場主ウィリー・ウォンカの若き日の冒険を描く。自転車で行けるところで鑑賞 2005年の作品 ティム・バートン監督ジョニー・デップ出演の 「チャーリーとチョコレート工場」の不気味さや毒はない。 別作品と思った方がいいかも・・・ ミュージカルだったことにまずびっくり、 マイ・フェア・レディとメリーポピンズとアーニーと パディントンのいいところをチョイスした感じでし…

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映画「ミッション:インポッシブル デッドレコニング PART ONE

本編上映前に、トム・クルーズが、「この映画は大画面の映画館で観てください」と画像が流れる。 TVなどのエンタメニュースや予告編では、アクションシーンを惜しみなく流していたが、 ホント、映画館の大画面で観ないといけない映画だと思います。 今回7作目 あの予告のバイクダイビングのあとが手に汗握るアクションに次ぐアクション・・・ ハラハラ・ドキドキでした。  ステルス機能を持ち、学…

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インド映画「ブラフマーストラ」木場・深川ギャザリア109で鑑賞

インド映画として初めて今年、全米映画ランキング初登場2位の快挙を果たした。 インドの神話などをベースに、冒険、正義、愛と希望といったジャンプ王道マンガと同類の壮大なストーリーを最先端の技術で描いた新たな神々の物語。第1章 監督は ロングラン上映の「RRR」のアヤーン・ムカルジー。 私はこの作品のヒロインがRRRで主役の恋人を演じたアーリヤー・バットなので、見たいと思いました。私好みのキ…

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ハリウッド日本マンガ実写映画「聖闘士星矢」見てきました

新田真剣佑くん、目当てで次女と見に行きました、 アクション、映像は良かったけどね、 幼少期に姉と生き別れた青年・星矢(新田真剣佑)は、スラム街にある地下格闘場で、不思議なパワーを出現させたことで謎の集団に狙われるようになる。そして、城戸アルマンという人物から、星矢の内に秘められた力”小宇宙”(コスモ)を鍛えて、女神アテナの生まれ変わりであるシエナを守ることが星矢の運命だと告げられる。 …

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映画の魅力と怖さを知る「フェイブルマンズ」スピルバーグ自伝映画

映画界の巨匠スピルバーグの映画作りの楽しさや秘話を描いた自伝だったら 2週目で1回だけの上映、そして一般映画館で1ヶ月で興行は終わらないだろう。 幼い頃に両親に連れられて見に行った映画に魅せられ、映画監督を目指すようになったサミー・フェイブルマンの物語。 そしてそれは、映画監督スティーブン・スピルバーグ自身の物語だ。 見たのは列車脱線転覆を描いた映画だったが サミーはその映像の虜…

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「RRR」と「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を同時に見られるのはイクスピアリだけだった

公開から3ヶ月目の「RRR」 13日が初日の「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を同時に見られるのは、千葉では舞浜イクスピアリだけでした。 2つ見ると6時間半です。せっかくディズニーの日本の聖地に行ったのに、ほぼ映画館で終わりましたが大満足。 エンニオ・モリコーネ、享年91歳。500作品以上の映画とTVの音楽を手掛け、アカデミー賞には6度ノミネートされ「ヘイトフル・エイト」で受賞し、全功…

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最高に熱いインド映画「RRR」

1920年イギリスの植民地政策下にあるインド。 野性を秘めた男・ビーム(N・T・ラーマ・ラオ・Jr)は イギリス軍に連れ去られた村の少女を救うため、仲間と共にデリーへ向かう。 そこで、ある出来事をきっかけに内なる怒りを燃やす男・ラーマ(ラーム・チャラン)と出会い、 互いの身分を知らないまま親友となる。 3時間、はじまった瞬間からエンドロールが終わるまで退屈しません。 ありえないく…

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映画「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」

都内でも5館でしか上映してない映画日比谷シャンテで鑑賞 ルイス・ウェインの名前は知らなかったが、猫のイラストは見覚えが・・・ 原題は「The Electrical Life of Louis Wain」「ルイスウェインの刺激的な人生」 その方が伝記内容に合ってるが、ロマンチックな邦題 副題がついてしまい、これだと作品の半ばで終わってしまう。 舞台は1881年のロンドン、没落貴族…

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珠玉の映画「ミセス・ハリス、パリへ行く」

クリスチャンディオールのドレスに一目ぼれしたチャーミングな家政婦が起こす奇跡の物語 主人公は、1957年のイギリス・ロンドンで家政婦としてテキパキ働くミセス・ハリス。彼女はある日、雇い先で掃除中に、部屋に置かれていたクリスチャン ディオールのドレスに一目ぼれ。それはビンテージで500ポンド、今の価値だと400万? 自分もディオールのドレスを手に入れようと、こつこつ節約をしつつ仕事を増やし…

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人気ドラマ映画化「ダウントン・アビー/新たなる時代へ」

20世紀初めのイギリスの大邸宅に暮らす貴族一家と使用人たちの生活を描く「ダウントン・アビー」TVシリーズの映画版第2弾。 クローリー家の長女メアリー(ミシェル・ドッカリー)は傷みが目立つ屋敷の修繕費に苦慮していたところ、屋敷で映画撮影をしたいとのオファーを受ける。 さらに父のロバート伯爵は、老母先代伯爵夫人のバイオレット(マギー・スミス)が南フランスの別荘を相続したことに驚き、そのいきさ…

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主演女優賞候補「スペンサー・ダイアナの決意」見てきました

1995年に事故で亡くなったダイアナ妃。 大きな決断をすることとなった1991年のクリスマスの前後3日間に焦点を当てた作品。 冒頭のシーンが物物しい。 軍用トラックの車列。 鳥の死骸と思われるものをトラックが次々と越していく。 はじめはわからなかったが、この鳥が、王室の男たちが狩りのために育てられているキジだったのだ。軍用トラックは、女王の私邸のお城に食材の搬入にやって来たのだった…

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ジブリや細田監督アニメから着想のフランス映画「秘密の森の、その向こう」観てきました

娘、母、祖母の3世代をつなぐヒューマンドラマ。 渋谷Bunkamura内のル・シネマでみました。 祖母が他界し、8歳のネリーは、森の中にある祖母の家を両親と共に訪れる。祖母の家を整理することになったものの、母マリオンは少女時代の思い出が詰まった家にいることに耐えかねて出て行ってしまう。 母が失踪した日、残されたネリーは、森の中で時空を超えて自分と同い年の母と出会う・・・ なんか見…

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映画「ベイビー・ブローカー」お気に入りさんと観てきました

「赤ちゃんポスト」をきっかけに出会う人々の姿を描く人間ドラマ。 「万引き家族」でカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞した是枝裕和が監督「パラサイト 半地下の家族」のソン・ガンホがベイビーブローカーとして働くサンヒョン役で主演を務める。 他も韓国の人気スターが演じている。 借金を抱えながらクリーニング店を営むサンヒョンと、「赤ちゃんポスト」がある施設で働くドンスは、本業の裏でベイビー・ブローカーと…

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36年ぶりの続編映画「トップガン マーヴェリック」

1986年に公開の「トップガン」36年振りの続編です。 これは 2回劇場で見たしTVで何度も見てるし飽きません。 小学3年まで日曜ミサに行く母に連れられ、その後、米人いっぱい英語表示の伊勢丹デパートの屋上に行って 立川米軍基地の滑走路の軍機の離陸を見るのが大好きでした。 私の趣味がカトリック教会と米軍家族御用達の伊勢丹デパート、米軍基地に育まれてたのです。 さてトム・クルーズを一気にスターに…

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ドキュメンタリー映画「オードリー・ヘプバーン」観てきました

1929年、ベルギー生まれ、存命なら93歳。母の世代です。 大好きな女優さんで 殆どの作品を見てるが「ローマの休日」前の出演作品のフィルムは貴重だし、私生活の映像は 知らないものも多かったので、ファンとして満足です。 幼少の時、父親が家を出て、母子家庭になる。 第2次世界大戦中にはナチスドイツ占領下のオランダで過ごす。地下室で花の球根を食べて飢えをしのいだ逸話がある。「アンネの日記」の主役を要…

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映画「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」

時は1927年、イギリスの魔法使いで魔法生物学者であるニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、魔法学校の教師のアルバス・ダンブルドア(ジュード・ロウ)や魔法使い仲間、さらには人間(マグル)と共に、史上最悪の魔法使いゲラート・グリンデルバルド(マッツ・ミケルセン)と戦うことを決意。 前2作は 生物学者のニュートが主役であったが今作は 若き日の魔法学校校長と親友以上の仲だったグリンデル…

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岩波ホールで「金の糸」鑑賞、小学館「ミステリと言う勿れ」

昨日の目的は、都心の満開の桜を見ることと この映画を見ることでした。 映画のコミュで見に行った方の感想が気になり 予告動画を見たら、これは本編を見たいと思いました。 私自身、人生の後半になり 過去を振り返ったり、今を自分らしく大事に過ごしたいと思ったり・・・ この映画の主役エレネは、79歳の小説家、 でもジョージアが旧ソビエトの影響が強かった頃(今も・・・?)小説の検閲で作品発行停止になリ、…