小林峻一・加藤昭『闇の男 野坂参三の百年』文藝春秋、四六判上製、254頁、1993年、読了。

 このところ第二次世界大戦時の日本・ソ連・ドイツなどを跨ぐスパイ史がらみの本を読み継いで、『闇の男 野坂参三の百年』にたどり着いてしまった。本書を以って「スパイ」から離れたいと思う。と言いながら、また読む本に触発されて斯界に関心が戻ってくるやもしれない。忘れてはいない、『家の馬鹿息子』が待ってるんだ。もうすぐ戻るから待っててサルトルさん。(2023.2.7.)
 4月4日に本書の読みを再開します。
 ヘェ〜そうだったのか、で終える。
◉野坂参三(1892-1993)の「密告の手紙」(1939年2月22日付)pp.15-33、「久津見房子(三・一五事