連載:読書感想連載

3番目『ローマから日本が見える』(塩野七生著)を読んで

『ローマから日本が見える』(塩野七生著)をやっと
読了した。かなり以前から読み始めたが、なかなか読了するまで行かなかった。それでも、とにかく、読了した。
 勝者ゆえの混迷
 スッラ改革の盲点とは
 共和政にとっては最も忌むべき「個人プレー」の時代の幕開けでした。
 「創造的天才」カエサル
 終身独裁官
 独裁官の在任中はローマの共和政が停止されるということに。 カエサルは独裁官に「終身」の一語を加えることで、
ローマの政体を事実上、完全に変えてしまったのでした。
 真の改革とは再構築である
 「敗者をも同化する」という精神は捨てなかっ