江戸西方三十三観音霊場巡り 第10番光専寺

六本木交差点のすぐ脇に、光専寺の参道がある。人の波が途切れない六本木通りからひょいと入り込むと、突然、静謐に包まれる。まるで異界に入り込んだようだ。

境内は掃除が行き届き、落葉一つ見当たらない。扉のガラスが綺麗に拭き清められているお陰で、本堂の階段の下からでも、ご本尊を拝むことができる。

立派な山門を潜ると境内は思いの他広くゆったりとして、豊かな緑にほっとする。見頃のツツジの向こうには澄んだ水をたたえる池があり、数多くの錦鯉が気持ち良さそうに泳いでいた。

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