大東亜戦争中のビルマ戦線。北部カチン州に駐留する日本人軍曹とビルマ人との交流を描いた小説。
著者は戦闘や市民が受ける被害には直接に触れず、日本人軍曹とビルマの人々との価値観の違いから生ずるずれを描きながら、双方が共存するための方法や存在を認め合うための考え方を読者に問いかけている。
投稿子のビルマ旅行記です。
http://ikokuno.web.fc2.com/h0706_006tachirek.html
ビルマの北部で西隈軍曹は兵站勤務に当たっている。
軍の指示により、施設を建設するためビルマ人を集め、ペスト感染予防のためにネズ