難民、日本の実態に迫るドキュメンタリー

 大竹財団主催のドキュメンタリー映画『牛久』を観た。不法入国と認められた男性は牛久の収容施設へ、女性は品川の施設へ入れられるという。名古屋でのスリランカ女性の死亡でクローズアップされたがどこの入管施設の実態はひどいものだ。
 難民申請をしても認められるのは1%以下。「技能実習生」という外国人労働者の受け入れが人身売買だ、と国際的に非難もされた。日本政府は外国人が定住するのを極度に嫌ってきた。先住民のアイヌの人達や徴用や強制連行などでも来日した朝鮮半島の人達への差別は今も残る。「単一民族日本」、異文化を嫌う社会がある。正直な所、外国人労働者に仕事を奪われ