敗北

 見事なまでの敗北だった。あらゆる点でレアルマドリーはマンチェスターシティにいいようにあしらわれ、最初から最後まで子どものようにもてあそばれた。
 試合後にマドリーのサイドバックのカルバハルは「相手の方がすべてにおいて上だった。われわれはマンCを祝福しないといけない」と語っていた。

 昨年も同じチャンピオンズリーグの準決勝で、奇跡のような逆転負けをしたペップ率いるマンCは、悲願であるビックイヤートロフィーを掲げるためには、レアルマドリーはどうしても倒さないといけない相手だった。

 舞台はマンCのホームグランド、ファーストレグは1対1のドロー