10年前の日記 これあればこれあり

原始仏典によれば、釈尊は「縁起の法」を悟ったと言われています。そして、縁起の法の内容は、「これがあれば、これがある。これが生ずれば、これが生ずる。これがなければ、これがない。これが滅すれば、これが滅する」と表現されたりします。
ところが、現代の仏教の解説書の多くには「これがあれば、かれがある。」と表現され、縁起の法を、因果の法と理解・表現しているものが多いです。
釈尊が菩提樹の木の下で悟ったことの内容は、どのようなことであったか、私は釈尊ではないのでわかりません。語れません。しかし、これが釈尊が悟ったことの内容であると人々が伝えてきた文章、物語(特に