連載:紙上句会

大阪南句会5月例会高点句

私の所属しています「大阪南句会5月例会」の作品集が届きました。兼題:蕗・薄・ 当季雑詠)参加12名、60句を互選で競いました。高得点句を掲載させていただきます。私は、8位に2句入りました。

1位 梅雨晴れのもうひとつある曲がり角 (i.h)
[評]「もうひとつある」曲がり角に何が待っているのか。梅雨晴れなので、きっと希望でしょうね。

2位 はつなつの唇薄き別れかな (m.s)
[評]唇の薄い人で、きっぱりとした心の形容として使われた。「はつなつ」とも響き合う。

3位 丁寧な暮らしのみえる初夏便り (i.r)
[評]堅実な暮らしぶり