連載:吟行

嵯峨野「落柿舎」句会初参加

本日は、京都嵯峨野の向井去来所縁の「落柿舎」の座敷で毎月句会をされておられる「落柿舎同人句会」へ初めて参加させていただきました。
参加11名、一人7句出、全77句を互選で競いました。
5月28日は、愛宕神社・野宮神社合同の嵯峨祭で、鉾が5本、神輿が2体で、清涼寺から出発して最後は嵐山の渡月橋までを練り歩きます。この祭の見学が吟行でした。
私の入選句4句を掲載させていただきます。
  たたら踏む鉾持つ漢夏の風
  鉾先を廻し夏雲刺しにけり
  神輿過ぎ現世に戻る初夏の道
  老鶯や去来の墓に異邦人

カテゴリ:アート・文化